ここはまさしく、横浜市保土ケ谷区内にある相鉄線「天王町駅」の目の前!
横浜というとみなとみらいや中華街、元町など、港町を想像する方も多いと思いますが、ここ天王町は歴史が散りばめられた場所なんです。
そんな歴史を感じさせるものの1つが、今回紹介する「帷子橋跡(かたびらばしあと)モニュメント」。
さあ、歴史を堪能していきましょう。
旧東海道に位置する天王町には歴史がたくさん
天王町駅界隈は、旧東海道の「保土ヶ谷宿」があったエリアなんです。
横浜市内では神奈川宿、保土ケ谷宿、戸塚宿の3つの宿場があり、保土ケ谷宿はそのうちの1つということで、昔はかなりのにぎわいを見せていたそう。
区役所や図書館、警察署といった保土ケ谷区の主要な施設は、現在はお隣の星川駅に集中していますが、それが昔は天王町に密集していたとのこと。
天王町をふらりと歩いていると、お店のシャッターに浮世絵が描かれていたり、旧東海道の標識があったりします。
以前、「ほどがやまちかど博物館」の第一弾記事を書きましたが、普段何気なく歩いている天王町も、よく見ると古き良きお店や建造物などがたくさんあります♪
今回のお題である「帷子橋跡モニュメント」も、よく通る場所なのに普段はスルーしていたのですが、しっかりと目的を持ってみると歴史を感じる良いスポットだと実感…!
帷子橋跡モニュメントはこれ!
さて今回のお目当ては「帷子橋跡モニュメント」!
「帷子橋跡モニュメント」は、相鉄線天王町駅を下りて、「ミニストップ」や100円ショップ「キャン★ドゥ」の目の前に位置しています。
「帷子橋跡」はもともと「保土ケ谷新町橋」という名称で、歌川広重の「東海道五十三次
」でも有名ですね。
この一帯だけ見ると、本当にタイムスリップしたかのよう!
実はここは「天王町駅前公園」なんです
「帷子橋跡モニュメント」があるこの場所ですが、なんと公園なんです!
「天王町駅前公園」という名称がついています。
「公園」とのことですが、子どもが遊べる遊具はなく、トイレもありません。
(水飲み場と手洗い場はあります!)
ですが、モニュメントのあたりは軽い広場のようになっているので、小さいお子さんなら十分楽しめるかと思います。
ベンチもあるので、ゆったりまったりできますよ♪
周りには高層ビルがないため、天気の良い日は日当たりバツグン!
実際に、日向ぼっこをしている地域の人たちは結構います。
この日もすごく天気がよく、お昼近くだったので日差しでポカポカ気持ちが良かったです!
良い気分で過ごせました。
そしてバス停側にはこのような案内図も。
東海道五十三次保土ヶ谷宿周辺の石碑などが位置が記されています。
右下には、かの有名な歌川広重の「東海道五十三次の内 保土ケ谷」の浮世絵も印字されています。
この場所から南西にあるJR保土ケ谷駅までの道のりまでに、浮世絵シャッターや案内サインがあります。
ここを起点に、保土ケ谷の歴史散歩をしてみるのも、新たな発見があっておもしろいですよ。
このあたりの歴史巡りは、子どもの夏休みの自由研究にもいいな~と思いました。
自分たちの住んでいる街の歴史を知ることによって、より地元を好きになってもらえたらいいなと!
私も保土ケ谷はまだ9年目なので、これをきっかけにもっと保土ケ谷の歴史を知りたいなと思いました。
帷子橋跡モニュメント(天王町駅前公園)
住所:〒240-0004 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩間町1丁目5
アクセス:相鉄線天王町駅徒歩1分