大人の自由研究!南万騎が原「InteriorStyling AQUA LifeGallery」

いよいよ夏休みですね。お子さまのいるご家庭では毎日どのようにお過ごしですか?
我が家も子どもの宿題の進行チェックに気を配っているところです。

子どもの夏休みの宿題といえば自由研究!いろいろなものを観察したり、調べたり、工作したり…。

手づくり石鹸なんてのも自由研究の定番のひとつですよね。今回は子どもの自由研究ならぬ大人の自由研究、「手づくり石鹸」のワークショップに参加してきました!

地球にも優しい手づくり石鹸のワークショップ

場所は以前ご紹介したことがある南万騎が原駅から徒歩7分ほどの「InteriorStyling AQUA LifeGallery」さんです。

インテリアに関するさまざま提案をおこなっているオシャレなオフィス兼店舗です。

鮮やかな手づくり石鹸のワークショップの案内を見つけて予約し、さっそく出かけてきました。

まさに大人の自由研究。ちょっとドキドキ、ワクワクな体験です。

明るくオシャレなオフィスでは、石鹸づくりのためのセッティングも美しく、気分も盛り上がります。

今回の講師の方は、石鹸のワークショップのほか、アロマワックスサシェなども販売されていて、色づかいや香りづかいも丁寧に教えてくださいました。

化学反応を楽しむ石鹸づくり

石鹸は、油と苛性ソーダが主な原料です。
今回はお肌に使用できるようにパーム油やひまわり油など、計5種類の油を用意してくださいました。

各油の効果は違うそうで、例えばパーム油は「固さ」を出すため。ひまわり油は「保湿」、ひまし油は「泡立ち」など、好みの使い心地になるように配合もいろいろあるそうです。

各油の材料を量り、香りづけの精油を選びます。

私はさわやか、かつリラックスできる香りになるようにラベンダーとオレンジのブレンドにしてみました。

ブレンドされた香りがどんな香りかを確かめる方法は、ベースの精油の瓶の口から、一段下げたところに別の精油の瓶を並べて嗅いでみるといいそう。
参加している人それぞれで好みの香りが違うこともおもしろいです。

油は45℃にあたためます。

ここに苛性ソーダを混ぜるのですが、実は苛性ソーダは「毒物および劇物取締法」という法律で劇薬に指定されている取り扱いに注意が必要な薬品です。

苛性ソーダを扱う時は、肌に触れないよう手袋をして、できたらゴーグルを使用します。

ワークショップでも、苛性ソーダの最初の準備は先生がおこなってくださいました。

手や顔を洗うために利用できる石鹸の原料が、最初は劇物ってなんとも不思議ですよね。

そんな苛性ソーダは強アルカリ性。

アルカリが油脂と混ざることで脂肪酸ナトリウムに変化し、油脂が固まり「鹸化(けんか)」という化学反応を起こし、石鹸になります。

液体がはねないよう注意しながら、約20分間かき混ぜます。
もったりしてきたら、別の少量の油に混ぜた精油を入れ、さらにかき混ぜます。

個性を出して色付け作業!

ここからがお楽しみの色付け。
アイシャドウや口紅に使用されるという顔料で色を付けます。

実は、こういった原材料は台湾のものの方が種類も多く、人気なんだそう。
異文化を知る体験にもなるのもいいですよね。

生地を分けてそれぞれ色付けしていきます。

外があまりに暑かったので、私は涼やかなブルーを多く使ってみました。

型に入れて、好みの模様を作っていきます。
マーブル模様など液体を思ったような模様にしていくのは意外と難しく、私は結局ボトっと大柄になってしまいました。

一緒に参加していた学生さんは、傾斜をつけて繊細なデザインにしていましたよ。
それぞれ個性が出て楽しかったです。

型に入れた生地は、1日保温します。
その後常温で約1週間固め、充分固まったら、好みのサイズにカットしていきます。
まだアルカリが強いので、手袋は必須です。

さらに風通しの良いところで1ヶ月乾燥しながら熟成させたらできあがり!
こうして、肌に優しい石鹸ができあがるそう。
化学反応って不思議でおもしろいものですね。

大人の自由研究ができるワークショップ。
「InteriorStyling AQUA LifeGallery」さんでは、季節ごとに開催されています。

みなさんもぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?

InteriorStyling AQUA LifeGallery

住所 : 神奈川県横浜市旭区善部町103 レジデンス南万騎が原第3b-3
アクセス : 相鉄いずみ野線南万騎が原駅徒歩7分

各イベント詳細・お問い合わせはHPもしくは、Instagram : @isaqualifegallery

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。