今回は、西横浜駅から平沼橋方面へお買い物がてらのお散歩中に、ずっと気になっていた「横浜イングリッシュガーデン」へ行ってきました。
相鉄線の線路沿いにある住宅展示場内にある庭園です。
住宅展示場自体もとても広いため、運動量の多いお散歩になりました。
実は横浜市の花は「バラ」なのです。花と緑あふれる横浜を創造するシンボルとして、平成元年に定められたそうです。
横浜市の花でもある「バラ」であふれるイングリッシュガーデン、さっそく入ってみましょう。
1800種ものバラを楽しめる「横浜イングリッシュガーデン」
横浜イングリッシュガーデンの見どころは、
「1,800種類のバラを中心に、横浜の気候風土に合った草花や樹木を散りばめて、春の芽吹きから彼雪秋の自然の風景を何年もかけて育てていて、中でも、香り高い四季咲きのバラをふんだんに使い、春から秋までバラを楽しむことができるイングリッシュガーデン」(「横浜イングリッシュガーデン」のホームページより引用)だそうです。
1,800種類という数字には驚きますが、バラは毎年品種が追加されているため、2万以上の品種があるそうです。
そのうちの1,800種類が横浜で楽しめるのはとても贅沢ですね。
2018年にコペンハーゲンで開催された「第18回世界バラ会連合世界大会」にて、世界各国のローズガーデンの中から、特に優れていると認められた庭園に贈られる賞「優秀庭園賞」を受賞しているそうです。
「クリスマス・ディスプレイ」も展示中!さまざまな種類のバラが咲く園内
現在は、「クリスマス・ディスプレイ」展示が行われており、クリスマスの雰囲気の庭園が楽しめます。入口もリースで装飾されており、ワクワクします。
入場料を支払いさっそく中へ。時期によって入場料が異なるそうなので、気になる方はホームページをチェックしてみてくださいね。
入口には、今咲いているお花の情報や、植物ラベルの読み方も掲示してあるので、情報を入れてから散策すると楽しめそうです。
入ってすぐのローズトンネルの前の大きなツリーもとても魅力的。
このローズトンネルの見どころは5月ごろだそうです。
緑のトンネルもとてもきれいで、非日常な気持ちを味わえますが、バラが満開のトンネルはさぞかしステキだろうなと妄想が止まりません。
このイングリッシュガーデンは、大きく分けて6つのエリアにゾーニングされています。
- ローズ&クレマチスガーデン
- ローズ&グラスガーデン
- ローズ&ベレニアルガーデン
- ローズ&ハーブガーデン
- ローズ&シュラブガーデン
- ときめきガーデン(バラの開花期限定オープン)
それぞれの特徴は、
- ローズ&グラスガーデン
アプリコットやブロンズ、ブラウンのバラを主役に、オーナメンタルグラスを組み合わせたアンティークな印象のガーデン。
スパイス系やティー系の香りを放つバラが多いそう。ぜひ満開の時期に思いっきり深呼吸してみたいですね。
- ローズ&ベレニアルガーデン
白いバラを主役に、白色の宿寝草、白斑入りの植物を組み合わせたピュアな印象のガーデン。
植物が持つさまざまな白色を楽しむことができるそうです。バラの写真を撮ったり、ベンチに座ってバラと写真を撮ってみるのもステキですね。
- ローズ&ハーブガーデン
淡いピンクやマウヴカラーのバラを主役に、ハーブやタイムリーフの植物を組み合わせた明るくポップな印象のガーデン。
バラの香りに加えて、さわやかなハーブの香りも楽しめるそう。
- ローズ&シュラブガーデン
黄色、オレンジ、ラヴェンダー色など7色のバラを主役に、漕木や大型宿寝草を組み合わせたスケール感のあるガーデン。約300品種ものコレクションを誇るアジサイや、30品種以上のサクラなど、季節の花々を楽しめるそう。
普段見かけるアジサイ以外に、葉の形が異なるアジサイも見られ、とても興味深いです。
- ときめきガーデン(バラの開花期限定オープン)
赤いバラを主役に、白花の植物を組み合わせたガーデン。隣接する結婚式場にちなんで、ときめく縁結びのガーデンになれば、という願いが込められているそう。ステキです…!
季節を感じる草花に出会いました
ローズがメインですが、四季折々の草花や樹木があるのもこの庭園の特徴です。
なかなか遠出をしておらず今年まだ見られていなかったモミジも見られました。
いい色です。
ほかにも、秋のバラやスノードロップなども見られます。
この庭園には、1,800種類のバラがあるとのことですが、本当にさまざまな種類のバラがあり、植物名ラベル情報を見るのがとても楽しくなってきます。
イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃にちなんだ名前のバラもありましたよ。
ラベル情報までじっくり見ていくとより楽しみ方が広がりますね。
季節ごとに楽しめるディスプレイも!
季節のディスプレイは、クリスマスシーズン以外も力を入れているそうで、秋はハロウィーンやハーベストディスプレイの展示も行われていたそうです。
そのほか、3-4月や6月ごろにも時期にあわせたディスプレイが行われているそうです。
生活エリアから少しだけ足を延ばして楽しめるイングリッシュガーデン。贅沢な気分を味わえます。
ぜひ次はバラが満開の時期に訪れてみたいと思います。
お散歩や週末の買い出しのタイミングなどに合わせて、みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
横浜イングリッシュガーデン
〒220-0024 横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park内
アクセス:相鉄線「平沼橋」から徒歩10分、相鉄線「西横浜」から徒歩17分
営業時間:3月〜11月:10時~18時(最終入園17時30分)
冬季(12月〜2月):10時〜17時(最終入園16時30分)
TEL:045-326-3670